交通事故鑑定人の資格制度(ライセンス制度)が出来ました!!
近年、勝手に交通事故鑑定人を名乗り、依頼者から法外な代金を取る犯罪が増加しました。また、この様な者たちは、交通事故解析のスキルも経験もないのに、物理の公式を使った”詐欺鑑定書”を平然と書き、国の機関からも”注意喚起”が出される程でした。
そこで、日本で唯一の交通事故鑑定人の団体であり協会である”日本交通事故鑑定人協会”が『交通事故鑑定人の資格制度(ライセンス制度)』を作りました。
…交通事故鑑定人には実に多くの知識や経験を必要とします。
自動車工学、物理学、化学、分子化学、倫理学、心理学、法学、法医学、電子工学、AI工学、画像解析技術、測量術、レーザー測量術、写真測量術、航空測量技術、赤外分光技術等多岐に渡る知識や技術が必要です。(人工高分子エラストマーや、人工高分子プラストマーの分子レベルでの変化を解析する能力は必須です。)
…これらの知識や技術を一つにまとめ、世界に先駆けて、”日本交通事故鑑定人協会”にて確立した学問が、”交通事故鑑定学”です。
そして、交通事故鑑定人になるには、この”交通事故鑑定学”の履修が必要不可欠です。
…そこで、交通事故鑑定人のライセンスを得る為には、”日本交通事故鑑定人協会”で”交通事故鑑定学”を学ばなければいけません。
更に、交通事故鑑定人のライセンスを得る為には、十分な経験も必要ですので、実務に於いて20年以上の交通事故解析を行って来ないと、交通事故鑑定人の資格は得られません。
…例外として、大学教授等で人物的に優れた人で、”日本交通事故鑑定人協会”が認めた場合のみ交通事故鑑定人になる事が可能です。
※日本交通事故鑑定人協会で交通事故鑑定人の資格を得ると、
”協会登録交通事故鑑定人”と言う資格を授与され、裁判で交通事故鑑定書を書く事が許されます。また、協会発行の”職印”が与えられます。
※尚、中立公平が求められる”交通事故鑑定人”は、警察に関連した人物や、損害保険会社に関係した人物は、交通事故鑑定人には不適格です。
※能力のない自称交通事故鑑定人が、依頼者から多額の金銭を受け取ると、詐欺罪に問われる可能性があります。
※最近、勝手に日本交通事故鑑定人協会に似た名称を使用したり、そっくりシステムをまねた者が居りますが、これは不正競争防止法違反の疑いがありますので、おやめください。今後、法的処置をとる場合もあります。